詩:静かな夜に

夜の静けさが私は好きだ

殊に真夜中の

凍り付いたような静けさは

私にとっての幸福でさえある

目を覚ました途端

憂鬱の虫に咬まれてしまい

静かな夜の幸福を

忘れてしまうこともある

けれども夜の静けさは

そんな私にもペンを執らせる

夜の女神が差し出したペンで

私は今宵も詩を書いているのだ

此のこの上もない幸福が

今の私の生きる理由

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2017.7.2

ですぺら

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