ウン十年ぶり、耳鼻科へ

耳鼻科と言えば、確か小4の夏に行った。

昔、プールが大嫌いだった。

夏休みに登校しなければならないので、

イヤでイヤでたまらなく家で大泣きした。

すると、耳が痛くなった。

あっ、これはプール休める!

あの頃、病院に行くのはそれほど

恐怖ではなかった。

外耳炎と診断され、子供心にニンマリ。

ところが、家の近くにスイミングスクールができ、

否応なしに入会させられる。

今度は当日になると微熱が出る。

父が激怒し37度くらい熱じゃねぇ!

行け!!と。泣きながら通った。

そのうち、水が怖くなくなり友達もでき、

いつの間にか泳げるようになった。

中学の時は水泳部だったので、

耳に水が入るなんてしょっちゅう。

適当に飛んだり跳ねたりするうちに、

いつの間にか抜けていた。

が、ここ3月くらい洗髪の度に、

右耳のみ水が入るようになる。

とうとう、3日前には自力での水抜きは困難に。

ネットでありとあらゆることを調べトライした。

1、綿棒でグリグリ。ちょっと勇気を出して奥まで。

なんと、先日飼い犬ロンの耳カビと同じ色の付着物。

2、ティッシュペーパー1枚こよりでグリグリ。

この2点は患部を傷つける場合があるのでとか。

3、気を取り直して、ストレッチの最中に半分抜ける。

逆立ちしようとしたが、腕力の衰えで断念。

4、ドライヤーや熱いタオルで耳を温める。

5、寝た姿勢で耳を下にしてあー、うーと口を開閉。

6、長くても2〜3日後に蒸発するので気長に待つ。

7、あらゆる方向へ耳を引っ張る。

引っ張り過ぎて腫れた。

8、水が抜けない同じ耳に、また水を注入。

私はこれで悪化。ムダな抵抗はやめ病院へ。

それでも、うだうだ迷っていると、

勉強に来ている中3女子に

早く病院行った方がいいですよ。

急に痛くなったりしますよ!と、誇らしげ

ダンナにはあの先生は貴女好みの声で、

なかなかカッコいいぞ。

そして、いつも聞いているラジオ

先読み!夕方ニュースの智之アナの声が

こもり、聞き取りにくくなっていた

これは、マズイと意を決して病院へ。

市内で評判の耳鼻科で待たされること

約2時間。10人以上の容姿端麗の看護師さん。

最初の問診表には、住所氏名電話番号

年齢体重。ふふっ、なぜか2ほど詐称

順番が近づいてくると、先生の声がする。

65歳くらいで仲代達矢さんを細くした感じ

右耳、左耳、鼻、喉を一瞬で診察。

あぁ右耳洗浄するからね〜。

移動し少しだけ待って、恐怖の時間。

大量の水が注入される。

あぁ、かなり奥だなぁ!

もうすぐ終わり、終わったよ

看護師さんから、化石化した汚れを

見せられる。思わずひ〜っと声を上げる。

耳の中にあんな大量にモノが入るのだろうか。

色は灰色とか黒とかこげ茶。

その後、鼓膜の検査もしてもらう。

よく聞こえていたねと。

まだ今も水圧の違和感があるが、

1回の通院で終わりホッとした。

来週から忙しくなるので、

早目に決断して良かった。

小心者故、ツイッターでつぶやいて

自分自身を追い込んでみた

いかに病院に行かないですむかを考えていたが、

タイミングって本当に大切だと思った。

人にはすぐ病院行きな!と言うくせに、

自分のことになるとなかなか決心がつかず。

まだ緊張で手足がガクガクしているが、

洗髪後、久しぶりに水が入らなかった。

これが、今まで普通だった。当たり前の

ありがたさに気づいた1日だった。